エックスサーバーへドメイン移管したので、その手順を公開します。

エックスサーバーへドメイン移管 サーバー

先日、某サーバー会社で管理してもらっていたドメインを、エックスサーバーに移管しました。

今まで、サーバー移転は何回もしていたんですが、ドメインの移転は初めての作業。かなり不安でドキドキしましたが、結果、意外なほど簡単に移管できました。

ということで今回の記事は、

エックスサーバーへドメイン移管したいんだけど、うまく出来るかどうか不安・・・

という人向けに、僕がやった手順を公開します。

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ドメイン移管の流れについて

ドメイン移管の流れは、次のような感じです。

ドメイン移管の流れ
  • 現状のドメイン管理会社に、移管可能かどうか聞く。
  • 現状のドメイン管理会社で、ドメイン解約の手続きをする。
  • エックスサーバーのサーバーパネルで、ドメインを追加しておく。
  • エックスドメインの管理画面で、ドメイン移管を申し込む。
  • エックスサーバーから、移管元へ承認申請が送られる。
  • 移管元会社でドメイン移管が承認される。
  • エックスサーバーにドメイン移管完了!ネームサーバー変更を忘れずに!

という流れです。
では一つ一つの作業を説明しましょう。

現状のドメイン管理会社に、ドメイン移管が可能か聞く

今までお世話になったドメイン管理会社に、ドメイン移管が可能かどうかを聞くのは、ちょっと心が痛みますが、以下のことを聞きましょう。

  • ドメイン管理をエックスサーバーに移管することを伝え、ドメイン移管が可能かどうか聞く。
  • レジストラロックの解除をお願いする。
  • ドメイン移管の具体的な手順を聞く。

です。
聞きづらいかもしれませんが、ドメイン移管は日常的にやっていると思うので、そこは思い切って、

エックスサーバー株式会社にドメインを移管したいのですが、可能ですか?

と聞きましょう(メールで十分です)。
「そんなの嫌だ!」と言われたら仕方ないんですが、そんな意地悪言うドメイン管理会社はないので、安心してください。

.comや.netなどのドメインの場合は、レジストラロックがされていると思うので、ロックを外してもらうよう、お願いしましょう。

レジストラロックとは、不正なレジストラ変更を阻止する為に、ドメイン管理業者でロックをかけ、レジストラ変更が第三者によって勝手に行えないようにするものです。

基本的には、ドメインの移管を行う際以外は常にレジストラロックがかけられている状態になります。

引用;エックスドメイン

レジストラロックがかかったままだと、移管手続きが出来ないので、必ずロック解除をしてもらいましょう。
(co.jpドメインは、元々ロックがかかっていないので、必要ありません)

ドメイン解約の手続きをする

ドメイン解約の手順は、各ドメイン管理会社によって微妙に違う場合があるので、しっかり手順を聞くようにしましょう。

ちなみに僕の場合、移管元の管理画面(Pleskという広く使われている管理画面でした)で、ドメイン解約の手続きが必要でした。

管理画面で解約をリクエストして、その後に「トラブルチケット」というのを発行。
ドメインの解約を、トラブルチケットで伝えるという流れでした。

本当はここで、移管元の管理画面を見せて説明したいところですが、移管元の名誉のために、あえて止めておきます。

ドメイン移管には、移管元での契約期限が1ヶ月以上ないと移管できません。契約の当月に「移管したい」と言っても「ちょ待てよ!」となって移管できないことがありますので、契約期限が十分に残っているか事前に確認しましょう。

解約が済んでも、契約期限いっぱいまでは移管元ドメインの設定(ネームサーバーの設定)は活きているので、安心してください。
いきなりWebサイトが見られなくなる、ということはありません。
ゆっくり慌てずに、エックスサーバーでの手続きに移りましょう。

エックスサーバーのサーバーパネルでドメインを追加しておく

エックスサーバーでドメイン移管の手続きをする前に、ドメインの追加をしておくと、後々スムーズに作業が進みます。

サーバーパネルの「ドメイン設定」をクリック。

ドメイン設定

ドメイン設定追加画面で、移管するドメイン名を入力してドメイン登録をします。

ドメイン設定追加

これで準備完了です。
次はいよいよ、ドメイン移管の申し込みです。

エックスドメイン管理画面で、ドメイン移管を申し込む

エックスサーバーのアカウント画面を開きます。
(サーバーパネルではありません。前はインフォパネルと言ってました)

左のメニューから「サービスお申し込み」をクリック。

サービスお申込み

次の画面でドメインの項目(エックスドメイン)があるので、「移管(指定事業者の変更)」をクリック。

ドメイン移管ボタン

次に「利用規約」「個人情報に関する公表事項」の画面になるので、「同意する」をクリック。
すると、下図の画面になります。

ドメイン移管申請

この画面で、移管するドメインを入力して「検索」ボタンを押します。

すると、「○移管可能です」と表示されるので、「お申込み内容の確認・料金のお支払い」ボタンをクリックします。

後は支払いの手続きを完了すればOKです。
これで移管手続きは終了です!

エックスサーバーから移管元へ承認申請が送られる

あとはエックスサーバーから移管元へ、ドメイン移管の承認申請が送られます。
移管元で申請を承認されたら、正式にドメイン移管が完了します。

この作業は、ドメイン管理会社間でされるので、あなたは何もしなくても大丈です。
ひたすら移管完了を待つのみです。

「承認作業完了後、約1週間〜10日間かかります」と、エックスサーバーの説明がありましたが、僕の場合は翌日に「【エックスドメイン】ドメイン移管完了のお知らせ」という件名のメールが来て、移管完了しました。

めっちゃ速くてびっくりしましたよ!

ネームサーバーの変更をして、ドメイン移管完了!

サーバー移転もしている場合、ドメイン移管を完了したら、必ずネームサーバーの変更をしましょう。

ドメイン移管をする場合、サーバーも移転するケースが多いです。
今回の僕の場合も、サーバーをエックスサーバーに移したのですが、ドメイン移管を完了したままだと、ネームサーバーの設定がエックスサーバーになっていないので、移管前の旧サーバーを参照したままになっています。

ネームサーバーの変更は、エックスドメインのドメインパネル画面で行います。
エックスサーバーでWebサイトを運用する場合は「エックスサーバーで利用する」にチェックを入れ、「ネームサーバーの変更」ボタンを押すだけでOKです。

ドメインパネル
エックスサーバーアカウント画面で、「ドメインパネル」をクリック。
ドメイン設定変更
ネームサーバー情報の「設定変更」をクリック。
ネームサーバー変更
「XSERVERで利用する」をクリックして完了!

エックスサーバーのネームサーバーは

ネームサーバー1  ns1.xserver.jp
ネームサーバー2  ns2.xserver.jp
ネームサーバー3  ns3.xserver.jp
ネームサーバー4  ns4.xserver.jp
ネームサーバー5  ns5.xserver.jp

を指定するのですが、「XSERVERサーバーで利用する」を選ぶと、自動的に上記のネームサーバーが入力されるので、楽です。

ネームサーバーを変更してしばらくは、旧サーバーと新サーバー(この場合はエックスサーバー)を行ったり来たりしますので、どちらのサーバーにもHTMLファイルを置いておきましょう。
WordPressの場合も、新旧同じ環境に合わせておくのがベストです。
数時間〜1日程度待てば、完全に新サーバーを表示するようになります。
その段階で、旧サーバーからデータを削除するようにしましょう。

まとめ

以上、エックスサーバーにドメイン移管した時の手順でした。
僕自身、ドメイン移管は初めての経験でドキドキ不安でしたが、思っていたよりもスムーズに移管できて、ホッとしました。

手順を間違えなければ、1日〜2日程度で移管作業は完了します。

ドメイン管理会社によってドメイン移管手順は違ってくると思うので、作業の前に移管元と移管先の手順をしっかりと理解してから始めるようにしてくださいね。

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